DWRについて
防水性と撥水性の違い
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DWRを説明する前に、防水と撥水の違いを知っていますか?
辞書の定義によると、防水とは「水が浸透したり染み込んだりするのを防ぐ性質」です。辞書の定義によると、撥水とは「水が布地や類似の材料の表面に容易に浸透しない性質」です。
辞書の意味だけでこれら二つの機能を正確に区別するのは難しいかもしれません。防水と撥水の違いは「水に対する反応」にあります。
防水は水の浸透を防ぎ、水が流れ落ちるようにします。言い換えれば、水の侵入を防ぎます。
撥水は水を弾き、水が布地の表面で玉状になったり、転がり落ちたりするようにします。これは水を弾く技術です。
DWRはDurable Water Repellentの略で、撥水性を強調しています。前述の撥水性の観点から説明すると、DWR処理は布地の外表面で水が玉状になり流れ落ちるようにし、吸収を防ぐことを目的としています。